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今回はMac上でWindowsを使用できるソフト、「Parallels」を紹介する。
簡単に言えば、Mac上でWindowsを起動することができるソフト。
一例だが、以下のようなことで困っている人にオススメ。
- 普段はMacを使用しているが、どうしてもWindowsでしか動作しないアプリを使う必要がある。
- macOSもWindowsも両方使う必要があるが、PCの2台持ちまでは必要ない(したくない)ので悩んでいる。
- その他なんらかの理由でMac上でWindowsを使用する必要がある。

僕もたまにWindowsでしか使えないソフトを諦めることがあるのでこういったソフトがあると嬉しいですね!
【Mac上でWindowsを起動できる仮想エミュレーター】

ParallelsはMac上に仮想マシン(VM)を起動し、そこでWindowsを使用できるソフトウェアだ。
オススメポイントは以下の通り。
詳しく紹介していこう。
【macOSとWindowsをシームレスに使用可能】
PC自体のOSを取り替えるようなものではなく、イメージとしてはMac上でWindowsを立ち上げて使う感じ。
そのため、以下のような操作が可能となる。
- 再起動することなく、Windows アプリとmacOS アプリを並べて開く。
- MacアプリとWindowsアプリ間でのテキストのコピー、貼り付け等。
- MacとWindows間でのファイル、デバイス、その他のリソースの共有。
つまりはmacOSとWindowsを同時に使える環境にできるというわけだ。
【使い方に合わせて選べるプラン】
プランはStandard、Pro、Business、Enterpriseの4種類。
Enterpriseは基本的に会社以上の規模のプランで、金額もHPには公表されていない。
そのため他の3プランで比較しつつ詳しくみていこう。

Standard
Standardプランのみ、年間のサブスクリプションか買い切りかを選択することができる。
サブスクだと年間11,500円で、買い切りだと14,000円。
使用される仮想マシン(VM)のスペックは、8GBvRAM、4vCPU。
イメージがつきにくいが、WordやExcel、その他通常の会計ソフトウェア等であれば問題なく動作するスペックである。
ただし重い3Dグラフィックを使用するようなソフトやゲームなどは少し厳しいかもしれない。
サブスクと買い切りの違いは、サブスクの方はmacOSなどのアップデートに対応し、ソフトウェア自体のアップデートなども受けることができるが、買い切りはそれができない。
また困ったときの電話、チャット、メールによるサポートも買い切りの方は受けることができない。
Pro
一番人気のProプランは年間12,900円。
使用されるVMのスペックは128GBvRAM、32vCPU。
このスペックまでいくとゲームなどもできるようになってくる。
おそらく一般のユーザーであれば、Proプランで困ることはないだろう。
Business
Businessプランは年間16,100円。
使用されるVMのスペックはProプランと同じ。
違いとしてはProプランの機能に加え、さらにビジネス向けの機能が色々と追加されている。
名前の通り会社、組織向けのプランだ。

一般的なソフトしか使わなければStandard、ゲームなどもしたければPro、といった感じですかね。
【Macの必要スペック】
流石にMacも何でもいいというわけではなく、必要な最低条件は存在するが、HPにしっかりと記載されているので安心して欲しい。
最小条件
Macで使用する場合の必要とされる最小条件は以下の通り。
OS | macOS Sonoma 15.0 以降 macOS Sonoma 14.5 以降 macOS Ventura 13.2 以降 macOS Monterey 12.6 以降 macOS Big Sur 11.7 以降 macOS Catalina 10.15.7 以降 macOS Mojave 10.14.6 以降 (現在最新のmacOS Sequoiaにも対応済) |
プロセッサー | Apple製シリコンチップ(Mチップ) |
メモリ | 4GB RAM |
ストレージ | Parallels Desktopアプリのインストール用に600MB ゲストOS(Windows)用に16GB |
グラフィック | Apple製シリコンチップ(Mチップ) |
この条件を満たしていれば、Microsoft Office等、一般的なソフトウェアは使用できるとのこと。
ベストパフォーマンス
高度なグラフィックや処理が必要な場合に要求されるスペックは以下の通り。
OS | 上の最低条件と同じ |
プロセッサー | Apple製シリコンチップ(Mチップ) |
メモリ | 16GB RAM以上 |
ストレージ | Parallels Desktopアプリのインストール用に600MB ゲストOS(Windows)用に16GB |
グラフィック | Apple製シリコンチップ(Mチップ) |
やはり必要になってくるのはメモリ。16GB以上が必要となってくる。
他の条件はほぼ変わらない。
Mチップ搭載であればほぼほぼOK
プランによってはメモリに注意する必要があるが、最近のMチップ搭載のMacであれば基本的に動作に困ることはない。
また空きストレージ容量は最低で17GB程度は必要になるので、使用の際はそこも確認しておこう。

もちろんMac自体のスペックが高いに越したことはないですが!
【Windows専用ゲームがプレイ可能】
Macではプレイできないゲームがプレイできるようになるのも大きな魅力の一つ。
プレイ可能なゲーム(一部抜粋)
一部抜粋だが、Parallels公式HPで例として挙げられているゲームは以下の通り。
- GTA5
- Helldivers
- Call of Duty
- FIFA 22
- Fall Guys
- Pal World
またSteamもDLできるので、以上のゲームの他にも基本Macではプレイできないゲームがプレイできるようになる。
ゲームをプレイする上での注意点
ただしMacでWindows対応のゲームが全てプレイできるわけではなく、注意点がある。
それは、Parallels上で起動するWindowsは「Arm版Windows」であるということ。
「Arm版Windowsとはなんぞや」という話だが、PCには核(脳みそ)となるCPUが存在する。
CPUは有名どころであれあればIntel Core iシリーズ、AMDのRyzenシリーズなど、聞いたことがある人も多いだろう。
このCPUの一種にArmプロセッサというものがあり、それ向けに作られたWindowsが「Arm版Windows」である。
Armプロセッサの優れている点としては、消費電力が少ない、小型、といった点があり、このおかげでタブレットや薄型のノートPCに搭載でき、Windowsを使用することができているのだ。
ただしこのArm版はそのスペックの関係上、3Dアクセラレーションの「DirectX 12」と「Open GL3.3」以上をサポートしていない。
これらは簡単にいうとWindowsのゲームのグラフィックス効果を追加する機能。
つまりこの「DirectX 12」「Open GL3.3」以上を必要とするゲームは基本的にプレイできないということになる。
また、ゲームの中には「アンチチートプログラム」が組み込まれ、ゲームプレイ時に不正な操作(チート)がないかを監視するプログラムが組み込まれているものがある。(オンライン対戦ゲームなどに多い)
このアンチチートプログラムがArm版Windowsに最適化されていないと、ここでも弾かれてしまい当該ゲームがプレイできない。
つまりParallels上でWindows対応ゲームをプレイしようとした場合には、
- そのゲームが「DirectX12」または「Open GL3.3」以上を要求するゲームではないか(ゲーム内設定で変更できる場合もあり)
- アンチチートプログラムが組み込まれている場合、そのプログラムがArm版Windowsに最適化されているか
この2点を確認する必要がある。
以上の2点がクリアされているのであれば、Windows対応ゲームもParallels上でプレイできるというわけだ。
【Microsoft社公認、名だたる大企業が導入】
HPにも記載の通り、このParallelsはMac上でWindows11を実行するための承認をMicrisoft社から受けている。
つまりは安心して使用できるというわけだ。
またこのParallelsを導入している企業としては有名どころだと
- TESLA
- WALT Disney
- SAMSUNG
など、大企業という枠には収まらないレベルの企業が挙げられている。
これらの企業が使用しているのであれば、安全性などに関しても一般ユーザーは何も心配する必要はないだろう。
【学生、教職員割引あり】
学生や教職員の方であれば、専用のフォームから購入するとなんと半額になる。
Standardプランであれば年間5,750円、Proプランだと年間6,450円でライセンスを購入できる。

半額はかなりアツいです…!

【初回のみお得に購入可能!】

学生だけずるい!という方に朗報です。
初回のみにはなるが、お得な購入プランが用意されている。
Standardの買い切りプランは7,500円で購入でき、Proプランも初年度だけにはなるが、7,500円でライセンスを購入することができる。(その後は年間12,900円)

【無償トライアル/30日返金対応あり】
とはいえ、「自分の使いたい環境でしっかり動作してくれるか不安…」という方もいるだろう。
そんな方はぜひ無償トライアルをお勧めする。
公式サイトから14日間の無償トライアルをダウンロードすることができる。
そこで一旦自分が使いたいソフトやアプリを試してみるのも良いだろう。
また、購入してから30日以内であれば返金保証にも対応しているため購入した後の万が一の際も安心。

お試し、返金保証があるのはありがたいですね!
【まとめ】
今回はMac上でWindowsを使用できるParallelsを紹介した。
僕はMacユーザーだが、使いたいソフトやドライバがWindowsにしか対応していなくて断念したことが何回かあるので、こういったソフトはかなり需要がありそう。
サブスクだけでなく買い切りプランが選べるのもありがたい。
ヘビーユーザーでなければ、Standard買い切りプランを初回割引を使って購入するのが一番コスパが良いだろう。
詳細やライセンスの購入は各所のバナーやボタンから公式サイトに飛ぶことができるので、MacでWindowsを使いたかった人はぜひチェックしてほしい。

最後まで読んでいただきありがとうございました!