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【Edifier Hecate G2000 レビュー】音質は素晴らしい【クセのある起動音】

今回はゲーミングスピーカーといえばこれ、といっても過言ではない、Edifier Hecate G2000についてだ。

原神の圧が強いのは気にしないでいただきたい

本スピーカーも登場するデスクツアーはこちらから。他の白物ガジェットもまとめて紹介しているのでぜひ。

Edifier Hecate G2000とは

ゲーミングデスク紹介等でも度々目にするであろうスピーカーである。

お値段が大体13,000円くらいで購入できるコスパの良いゲーミングスピーカーだ。

ゲーミングスピーカーもこれ以外にも何種類かあるが、おそらくコスパ等を考えるとコイツの一人勝ちなのではなかろうか。

Edifierのゲーミングスピーカーシリーズは「Hecate」というシリーズ名で、これ以外にもいくつかスピーカーがある。

価格帯や色、サイズなど割と豊富にあり、特に着脱式のマイクがついているバータイプのG1500なんかはボイチャをしたいけどヘッドホンはしたくない人とかにオススメだと思った。

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ただこのラインナップだとハイエンドのG5000は6万円くらいしてくる。この中から選ぶとなると1,3万円くらいで買えるG2000がちょうど良い選択肢になってくるのではないか。

もちろんEdifierにはゲーミング以外のスピーカーもあるが、ライティングがないのでその辺りは好みによりけりといったところだろうか。

MR30なんかも人気のスピーカー。こちらも気になる…

G2000のスペック

パワー、音質

最大ワット数32W周波数応答98Hzとあるがオーディオガチ勢ではないので正直さっぱりだ。

ただ他のスピーカーと比べても32Wというのはわりかし大きめな数字だったのでパワーはあるんだろう、と言った感じ。

接続方法

接続方法は3種類で、3,5mmAUX有線接続USB-A有線接続Bluetooth接続だ。それぞれのケーブルは付属している。

また左右のスピーカーは取り外しできない有線で接続されているが、このケーブルの長さは180cmあるためそこまで配置に不自由することはないだろう。

操作方法

ボタンが2つと音量用のつまみがある。

ちなみにこのスイッチがある本体が右側に配置され、こちら側の本体裏に有線接続や電源供給用の端子が集約されている。

上のボタンは長押しで電源オンオフ単押しで接続方法の切り替えができる。

下のボタンは長押しでライティングの切り替え単押しでサウンドエフェクトの切り替えができる

ライティング

5色くらいの単色での発光もしくは緩やかな点滅、あとは色が切り替わっていくモードくらいしかなく、自由度はあまりない

発光自体は綺麗。

サウンドエフェクト

音楽、映画、ゲーム用でサウンドエフェクトの切り替えが可能だ。

聴き比べると若干違いは感じるので、それぞれに最適な調整はされているようである。

ただ具体的に何が違うのかと言われると言語化はできない。でも違いはある。

良い点

音質

ゲームや映画などではスピーカーが2つあることで立体感のある音になっているし、セリフや効果音もしっかりと聴こえる。

音楽も安いスピーカーではこもったり割れてしまうような音域の音まで綺麗に鳴ってくれる。

一般的なBluetoothスピーカーなどで音楽を聞いてからG2000の音を聞くとあからさまに違いがよくわかる。

ただし仕方ないだろうが重低音のズンズンとした響きはそこまでないので、そこがしっかり欲しければ別でサブウーファーは必要になるだろう。

なくても十分な音質ではあるが…

ちなみに同じくEdifierからサブウーファーも発売している。G2000とも接続できるようだ。

デザイン

この六角形のデザインは個人的に好き。全体的な質感もマットで良い感じ。

おしゃれなスピーカーは大体スタイリッシュな直方体だが、この形だと名前の通りゲーミング感もありつつ少し遊びのある感じがして良いと思う。

あとはG2000の文字が控えめなのも良い。

G1000はサイドにデカデカと「G1000」の文字が入っており少し主張が強い(ダサい)と思ったので…

いまいちな点

ライティング

先ほども少し触れたが、ライティングの自由度は低い

一応RGBを名乗ってはいるので、昨今であればアプリで自由に色や明るさを変えれる機能なんかは欲しいところだ。

発色は綺麗なだけに勿体無い。

操作性

まずは音量調整についてだが、つまみを上下させて調整するのが微妙に面倒臭い

カチカチと1段階ずつ動かす必要があり操作性としてはあまり良くない。

正面にダイヤルが付いているタイプなどの方が調整はしやすいが、ボタンが側面にある本体のデザイン的には仕方ないのかもしれない。

あとは電源のオンオフが長押しなのが微妙。いちいち長押しするのはちょっと面倒に感じる。

切り替え機能などを割り当てるためには仕方なかったのかもだが、ボタンを1つ増やしてでも独立した電源ボタンがあった方が快適なのではと思う。

起動音

これはレビューなどでもよく突っ込まれている部分だ。

タイトルにも書いたが、電源オン時に「ドゥーン!」と結構クセのある音がなる。ゲーミング感を出す演出なのかもだが、正直なくてもいいのでは…とは思っている。

電源オフ時は「シューン」というフェードアウトするような音で、こちらはそこまで気にならない。ちなみにこの音は消せないようだ。

僕も最初に聴いた時は若干面くらった。

まぁ好みもあるのでなんとも言えないが…

まとめ:高コスパのゲーミングスピーカー

程よい存在感

個人的にはゲーミングスピーカーとしての付加価値はもう一息かなとは思うが、音質は良く、とてもコスパの良いスピーカーだと思う。

ライティングや本体自体の操作性など、その辺りがゲーミングにはまだ最適化できていない気がする。

ただ音響メーカーなだけあって音質は一般ユーザーにとっては申し分ないレベルなので、ゲーミング要素のアップデート(主にライティング)がされれば、ゲーミングスピーカーでさらに覇権を握れるのではないだろうか。

とはいえ現状すでにほぼ覇権を握っているとは思う。総合的にはかなりお勧めできるゲーミングスピーカーだ。

1,3万円という値段はスピーカーとしては少し高いかもしれない(正直もっと安いのもたくさんある)が、その分見た目の質感や音質はよく、所有欲を満たしてくれるスピーカーだ。ゲーミングデスク用などにスピーカーを探しているのであれば買って損することはないだろう。

それでは。

  • この記事を書いた人

Yud

理想の白デスク環境を求めて奮闘中
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