*本投稿はプロモーションを含みます。
今回は、なんとあのFlexiSpot様より電動昇降デスクのE7Hをご提供いただいたので、実際に組み立てから使用感まで、ひと通りレビューしていきたい。

FlexiSpot様、ありがとうございます!
早速だが今回個人的に感じた点をまとめると以下の通り。
- 重いのだけが大変だが、構造自体はシンプルで組み立てやすい。
- 安定性は文句なし。
- 電動昇降の機能面は操作性、スピード、昇降範囲など必要十分。
- 付属のケーブルトレーは自分には十分だったが、人によっては少し小さいかも?
- 立ちながらの作業は思った以上に快適で効率も上がる。

結論から言うとむちゃ快適になったので、まずはE7Hの概要から見ていこう。
【E7Hの概要】
FlexiSpotといえばご存知の方も多いと思うが、オフィス家具などを主に販売しているメーカー。
代名詞となる商品といえば電動昇降デスクだと思うが、今回はその中でもE7Hというモデルをご提供いただいた。
仕様

E7シリーズはFlexoSpotの電動昇降デスクの中でもハイエンドモデルであり、E7Hは2023年9月に発売されたモデル。
主な数値的なスペックは以下の通り。
- 脚幅調整範囲:110〜190cm
- 昇降範囲:63.5〜128.5cm
- 昇降速度:40mm/s
- 耐荷重:160kg
- 重量:約34.9kg
- 対応天板:幅120〜200cm × 奥行き60〜80cm × 厚み≧2cm
カラーはホワイトとブラックの2色、お値段は税込63,800円となっている。
他のモデルとの細かい数値的な比較はいろんなサイトが既にしているのでそちらを見てもらった方が良いだろう。
優れた安定性
細かい比較は置いておくが、全体的に他の電動昇降デスクと比較した時、E7Hが優れているのは耐過重と昇降速度かなと思う。
特に耐荷重160kgというのは、他のモデルと比較しても圧倒的な数値だ。天板分を差し引いたとしても十分な耐荷重である。
E7Hが優れているポイントはズバリこの「堅牢性、安定性」にある。
支柱や足の構造が以前のモデルとは少し異なっており、より優れた安定性を手にしている。

詳しくは後半の部分で解説します。
【天板】
今回は天板もご提供いただいた。
天板もいくつか種類があるのだが、ノーマルな長方形天板のサイズ140×70cm、色はホワイトを選択。
材質はメラミン化粧板。


始めて1ヶ月ほどで挫折したギターが見えております。南無。
ちなみにこの長方形天板のサイズ展開は120×60cm、140×70cm、160×70cm、180×80cmの4種類がある。
カラーは9種類とかなり多いが、サイズが限られているものもあるので注意。
ちなみにこの140×70cmの天板でお値段は税込16,500円。
この天板は化粧板だが、天然木の天板もあるようだ。お値段は張るが、かなり質感は良さそう…
【組み立て】
組み立ての過程を少し詳しく解説していくので、購入したいけど組み立てが不安な方などがいればぜひ参考にしてほしい。

開封から組み立てまで、順番に紹介していきます!
開封
まずは開封していく。
にしてもデスク本体の方が約40kgと非常に重い。佐川急便のお兄さんに感謝。
搬入は力仕事なので頑張ろう。

開封して一番上の段ボール1枚を取るとこんな感じ。
一番上にはドライバーとアダプター部分の目隠し用のカバー。

その下にはデスクの支柱部分(これが一番重い)と、箱が3つ。

箱の中には足やケーブル類、ネジが入っている。

そして一番下にデスク中央部分ののビームや足裏につけるアジャスター、ケーブルトレーなどが入っている。

見ても分かるように四隅には硬い保護材が入っており、また外周も段ボールで2周ほど囲まれているので、梱包はかなりしっかりしている。
フレームの組み立て
説明書通りに組み立てていく。
まずは中央のビーム部分から。

左右の端にフレームを取り付けるのだが、床に置いたままだと固定できないので、こんな感じで中央で浮かせると組み立てやすかった。
いい高さのものがなかったのでこのスツールを使ったが、もう少し低めの台とかを使った方が安定して作業ができると思う。

落とさないように注意です!
天板へ取り付け
フレームができたら、今度は天板にこれを取り付けていく。
天板を開封したところだが、こちらも四隅がしっかりと保護されており、梱包はしっかりしている。

緩衝材などを取って、そのままこの段ボールの上で作業をしていく。
先ほどのフレームを裏返し、天板の裏面に乗せる。
ちなみにフレームと天板の間にはゴム製のワッシャーが挟まっており、これも安定性に一役買っている。


前後を間違えないように注意です!
アダプターを囲むように配置されている4つの六角のボルトを緩めるとビームの幅を調整することができる。
天板の四隅に空いている穴に合わせビームを伸ばし幅を調整し、計8本のネジでフレームと天板を固定。

ネジは手締めでもなんとか行けましたが結構疲れたので電動ドライバーがあった方がいいかもです。

ビームは2つのパーツを中央で別のパーツを介在させて繋げている構造なので、伸ばしすぎないように注意。
また中央で繋いでいるパーツにはそれぞれMIDDLE LINEと書かれたシールが貼ってあるので、これがだいたいデスクの中央に来るように調整する。

4つネジを締めて固定し、元々ついている六角のボルトも締めて、計8箇所で固定し天板とフレームの取り付けは完了。
支柱の取り付け
次に支柱を取り付ける。
特段難しいところはないが、支柱は1つでもなかなかの重さがあるため、誤って天板の上などに落とさないように注意だ。

それぞれ4つのねじ止めで取り付けは完了。
そして先端に足のパーツを取り付ける。これもネジ留めだけなので特に難しいところはない。

この構造はバラしやすく場所も取らないので引越しの際などにはいいと思いました。
足裏の一工夫
デスクの足裏には本来アジャスターを取り付けるのだが、これを取り付けると移動させる際、確実に床を傷つけてしまいそうだった。

アジャスター無しでも問題はないのだが、底面のパッドがかなりしっかりとしており、一度デスクを設置したら気軽に動かせなくなってしまいそう。
そこで事前に購入していたものがこちら。


カグスベール〜!!(CV:大山のぶ代)
お前が滑っているという話は置いておいて、アジャスターの代わりにこいつを足裏に取り付けようという作戦だ。
ただしこのカグスベールはねじ止めなどはできないので、足裏に固定するためにはこいつを使用した。


鬼ピタ〜!(CV:水田わさび)
デスク界隈では有名な鬼ピタ。電源タップを固定したり、壁に何かを固定したりするときに使える優れもの。
これをカグスベールの中央に貼り、デスクの足裏4箇所にそれぞれ貼り付け。(中央が凹んでいるので2枚重ねて貼り付けた)

これでデスクの脚部分は完成。
操作パネルの取り付け
操作パネルをネジで取り付け。これも天板部分に穴が空いているのでその部分に取り付ければOK。


今回はデスク右側に取り付けしました。
配線
脚、操作パネルから出ているケーブルを中央のアダプターに差し込む。

ちなみに、画像左下に伸びているのが操作パネルのケーブルなのだが、そのままだと下に垂れてしまいそうだったので、こちらもデスク界隈ではお馴染みのケーブルクリップをつけて固定した。

そして上から付属のカバーを被せてあげればデスク自体の配線は完了。

このカバーはマグネットでピタッとつくので便利です。
ケーブルトレー取り付け
おそらくここが一番の難関だろう。
E7Hにはケーブルトレーが付属しており、別途用意する必要はないので助かる。
ただし固定方式がねじ止め式で、天板側にはケーブルトレー用の穴は空いていないため、自分で穴を開けて取り付ける必要がある。
もし穴を開ける器具がなかったり、そういった作業に自信がない方はクランプ式のトレーなどを別途購入した方が良いかもしれない。

今回はせっかくなので穴を開けて取り付けてみました。

部品を当てがい印をつけ、止めるネジと同じ深さまで径2mmくらいのドリルで穴をあけ、そこに固定。
事前に小型の電動ドライバーを購入し、それを使用したのだが、ねじ止めのトルクが全然足りずに結構苦労したので、ストレスなく取り付けるには割としっかりした電動ドライバーがあった方が良さそう。
L字型のトレーなのだが、モニタアームのクランプなどの干渉を避けるため、今回はトレーが後ろを向く形で設置した。
起こす
そして最後の難関、ひっくり返して完成だ。
まずは横向きに起こして…


操作パネルは天板より前に出ているため、必ずデスクの後方が下に来るようにして起こしていきましょう!
あとは気合いで起こして完成!なんとか腰は無事だ。


起こす作業は家具の組み立てにある程度慣れている方以外は絶対に2人でやった方が良いと思います。
【地獄の配線し直し】
デスクを交換し、全ての機材を入れ替えていく。
作業中の写真はないが、なかなかに辛い作業であった。
付属のケーブルトレーに電源タップを2つ載せて配線しており、ケーブルがはみ出るかと思ったが、意外と大丈夫であった。
あまり綺麗ではないかもだが、このくらいでよしとしておこう。



大変だったけど意外と無駄な配線があったので、スッキリさせられてよかったかも…
トレーはスチール製なのでマグネット付きの電源タップなどを固定できる。
ただトレーの容量がこの状態で8割くらいなので、機材が多い方などは付属のトレーだけでは少し足りなくなってしまうかもしれない。
また割とオープンなトレーなのでアクセスはしやすいがその反面、配線を極力見せたくない人にはもしかしたら不向きかも。
【完成】
デスク上のものを全て乗せ直し、配線も昇降時に干渉しない様に調整し、ようやく完成。
まずは元のデスクがこちら↓

そしてデスクを交換し、完成したのがこちら↓



元々同じような白いデスクだったのでぱっと見の変化は少ないかもですが…
奥行きは10cm狭くなったが、デスクシェルフを結構後ろまで下げているので狭くなった感じはない。
横幅は20cm広くなったので、シェルフ横にスピーカーを置けるようになりワイドにデスクを使えていい感じ。気持ちスッキリした感じもある。
個人的に気に入ったのは、高さを自由に変えれる様になったことでデスク左に置いていたラックとの高さを合わせることができる様になり、シームレスに繋がってデスクがより広々とした。

またデスクの高さを上げると、モニターとnanoleafの位置が近くなり非常に写真映えしやすくなった。(どうでもいいか)

【使用感】
電動昇降
昇降スピードは40mm/sと非常にスムーズで、左右の脚にそれぞれモーターを内蔵しているためとてもパワフル。
パワフルだが昇降時の音は静かに「ウィーン」となる程度では全然うるさくない。
遅いと感じるスピードでもないし、速すぎても危ないのでちょうど良い速さ。


物理ボタンではなくタッチパネル式です。
4つの高さを記憶させることができ、また衝突検知、ロック機構もついているので安心。
衝突検知についてだが、移動中に衝撃が加わると5cm程戻ったところで止まってくれるのでこれは助かる。
パネルの右側にはUSB-Aポートがあり、急速充電などは対応していないが、ちょっとした充電くらいであればここから行える。
最近の充電端子はType-Cが主流ではあるが、電源側の端子はType-Aのものもまだまだ多いので、使い勝手は良さそう。
安定性
冒頭で挙げたE7Hの売りの一つでもあるが、安定性は抜群。
支柱と足の固定方法が差し込んでねじ止めする方式となっているので、かなりしっかりとしている。

普段の使用でデスクの安定性が気になるようなシーンはほぼないと言っていいだろう。
ちなみに脚のタイプはエの字とコの字の中間くらいの形。
完全なコの字タイプだと若干安定性が不安だし、エの字だと足をぶつけたりしやすそうなので、このくらいの位置が個人的には扱いやすくて良いと思う。

支柱が四角いのも、ケーブルの目隠しなどがしやすいので良きです。
質感、デザイン
デスクの支柱や足部分は上の画像でも分かる通り艶のある仕上げとなっており、質感は良い。
またホワイトの天板もサラサラとした質感で4隅も丸く面取られており、角にぶつけたりひっかけたりしても被害は少なさそう。

デスク自体のデザインもシンプルで文句のつけどころはない。
人馬一体
正直デスクを好きな高さにできるだけでここまで快適になると思わなかった。
今までのデスクだと、デスクとチェアの高さを合わせると少しチェアが高くなってしまい、自分とチェアを合わせるとデスクが少し高く感じられてしまっていた。

デスク、チェア、自分の三者の高さが微妙にマッチしていなかったんですよね。
デスクの高さ調整ができないわけではなかったのだが、手動だったために面倒臭く手がつかずにいた。
それが今回電動昇降になったことで、自分が一番快適にチェアに座った状態とデスクの高さを合わせることができるので、常にベスポジでのデスクの使用が可能になった。
まさに人馬一体である。

FlexiSpotさんには良さげなオフィスチェアもありますね…ふーん…(何も言っていない)
立ちながらの作業
正直在宅ワークではないので、立ちながらの作業にあまり魅力は感じていなかった。
ただ今回せっかくなのでブログ記事の執筆を立ちながらやってみたところ、これがなかなか悪くない。いや、むしろ良い。
座りながらだとどうしてもだらけてしまいがちになるところが、立つだけでキーボードが進む進む。
座りながらの作業がダレてきたら立って作業をする、という単純な方法でかなり作業効率は上がる。

ブログを書くだけですが、自分でもびっくりするくらい作業スピードが上がりました。
また作業効率以外にも、座りすぎは健康被害も招くらしいので、適度に立って作業をするのは体にも良いらしい。


全デスクワーカーは電動昇降デスクを導入すべきなのでは…?と思いました。
もちろん普段から適度な運動をしろというツッコミは置いておいて…
カグスベール
デスク本体の話からは少しそれるが、カグスベールがあまりにも有能だったため書き留めておきたい。
事前にデスクのことを調べていた時に、重いのでキャスターがあったほうが便利、という話をちらほら見ていた。
ただしキャスターをつけるとその分デスクが高くなってしまうし、物によってはせっかくのデスクの安定性が損なわれてしまうかもしれない。(実際そう言った意見も見られた)
そこで行き着いた答えがカグスベールだったのだが、これは正解だった。

厚みも付属のアジャスターとほぼ変わらない厚みである。
そのためキャスターのように変にデスクの高さを上げることがないし、デスクの安定性も損なわない。
また肝心の滑りやすさだが、普段の使用でデスクが動くことは全くなく、少し力を入れると引っかかることなくスーっと動かせるのでとても使い勝手が良い。
一度デスクを起こしてしまうと後から取り付けるのはかなり大変だと思うので、デスク購入の際は一緒に購入しておくことを強くオススメする。

これは事前に買っておいて本当によかったです。
【まとめ】
おそらく提供という形でなければ電動昇降デスクを使うことはなかったと思うので、非常に良い機会となった。
私のような弱小ブロガーにご提供下すったFlexiSpot様には感謝である。
冒頭の繰り返しにはなるが、今回E7Hを一通り組み立てから使用までしてみて感じた点をまとめると、
- 重いのだけが大変だが、構造自体はシンプルで組み立てやすい。
- 安定性は文句なし。
- 電動昇降の機能面は操作性、スピード、昇降範囲など必要十分。
- 付属のケーブルトレーは自分には十分だったが、人によっては少し小さいかも?
- 立ちながらの作業は思った以上に快適で効率も上がる。
と言った感じで、個人的には超オススメできるデスクだ。
同シリーズのE7と比較してスペック的にもしっかりと進化している。
- 座りっぱなしの作業が多い
- 既に電動昇降デスクを使っているが、パワーや安定性が心許ない
- 天然木などの重い天板で電動昇降デスクを使いたい
- 初めての電動昇降デスク購入を検討しているが、失敗したくない
このような方がいれば、間違いないデスクなのでぜひE7Hをチェックしてみてほしい。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
またFlexiSpot様、今回は本当にありがとうございました!