*本投稿はプロモーションを含みます
前回の電動昇降デスクに引き続き、今回はFlexiSpot様よりオフィスチェアのC5をご提供いただいたので、レビューしていきたいと思う。

FlexiSpot様、またまたありがとうございます!
ちなみにデスクを提供いただいた際の記事はこちら。
1,2週間ほどだが使用してみて、個人的に感じた点をまとめると以下の通り。
- シンプルな作りで組み立ては簡単
- 長時間座っている際の腰の痛みは明らかに減った
- チェア自体にオットマンは自分には必要ではなかった
- 調整箇所は上位モデルよりは少ないが、今のところ不便は感じていない
- 上位モデルとの価格差を考えるとコスパ良し
- 白デスクにピッタリ
このチェアのおかげでデスクの快適度がまた一段階上がったと思う。
また総合的にみて、以下に当てはまればこのC5は有力なチェアの選択肢のひとつになるだろう。
- 現在かなり安いチェアを使用しており腰が痛く、乗り換え先を探している
- チェアに10万円以上出す予算はないが、最低限体に優しいチェアが欲しい
- 予算3万円台

正直コスパはかなり良いと思いました。
もちろん同価格帯で他メーカーのチェアもたくさんあると思うので、もし迷われている方がいたらこの記事を参考にしていただければ幸いだ。
それではまずはC5の概要から見ていこう。
【C5の概要】
仕様

C5はFlexiSpotのオフィスチェアの中でもミドルグレードに位置するモデル。
カラーはブラックとグレーの2色、お値段は33,980円となっている。
セール時には3万円を切っている時もあるようだ。

今回はデスクのカラーに合わせて、グレーのモデルをご提供いただきました。
主な数値的なスペックは以下の通り。
- 耐荷重:125kg
- リクライニング角度:90°〜116°
- 座面高さ範囲:45.5〜53cm
- 重量:16.1kg
次に大事な調整可能箇所を見ていく。
調整可能な箇所
C5は各所に調節機構が備わっており、自分の体に合わせて調整することができる。
ランバーサポート
腰をサポートしてくれる部分。上下と前後に調節ができる。
前後にはダイヤルを回して5cm程度調節可能。


上下にも5cm程度調節ができる。



これがあるのとないのとで長時間使用した際の腰の痛みがかなり変わります。
ヘッドレスト
ヘッドレストは高さと角度が調節可能。



上下に6cm、また角度は45°の範囲内で調節ができる。
アームレスト
アームレストは高さと前後、水平的に角度の調節が可能。





上下は9cm、前後は5cm、角度は40°の範囲で調節可能。
前後的には無段階で調節可能だが、高さと角度の調整はカチカチと段階的な調節となっている。
リクライニング
リクライニングは上記の通り最大116°まで倒すことができる。



座面の高さ調整用のレバーの押し引きででリクライニング機能のON/OFFを調節でき、真ん中辺りと最大まで倒した辺りの2段階でロックをかけることもできる。
また座面下にあるダイヤルを回すことでリクライニングの反発の強さも調節可能。

僕は主に真ん中でロックをかけて使っています。
上位モデルとの差
上記のようにある程度十分な調整機構は備わっているが、上位モデルのC7シリーズと比較すると省かれている機構もある。
分かりやすい差としては、オットマンと座面自体の調整機構。
C7シリーズにはオットマンが内蔵されているものや、座面の位置調整が可能なモデルもある。
【組み立て】
組み立てはさほど難しくはなかったが、簡単に紹介していく。
ちなみに説明書はもちろん付属しているのでその通り組み立てれば何も問題はない。
脚の組み立て
まずは脚にキャスターを取り付け。
これは押し込むだけでOK。

そして支柱部分を中央に差し込む。

これで脚部分は完成。
座面の組み立て
次は座面の組み立て。
まずはアームレストを取り付ける。3箇所ネジで止めるだけ。
FRONTのシールも貼ってあるので前後もわかりやすい。
ただ浮かせながら作業しないといけないので、画像のように段ボールに乗せて作業すると1人でも楽だった。

その次に脚や背もたれを取り付ける部分の取り付け。これもネジで止めるだけ。

ネジの位置を見ても分かるかと思いますが、もう少し内側にアームレストを止めることもできます。

そして最後に背もたれを取り付ける。
背もたれは結構大きいので落としたりしないように注意。

脚と座面のドッキング
組み立てた座面をひっくり返し、支柱部分に取り付け。
これも差し込むだけ。簡単。
ヘッドレスト取り付け
ヘッドレストを2箇所のネジで固定。

最後にねじ止めした部分にロゴの入った蓋のマークを取り付け、完成。


20分もあれば完成しました!
【質感】
全体的に作りは良く、安っぽい部分はなし。
なんなら背もたれやレバーの部分にはシルバーの加飾がされており、高級感すら漂うデザインである。


色に関しては白ではなくグレーだが、個人的に体にずっと触れている系のアイテムは白だと汚れが気になってしまうので、グレーがちょうど良いかなと思う。
でもホワイトがあったらバカ売れすると思う。

【使用感】
座面
座面はメッシュではなくウレタン製のクッション。
硬さは硬すぎず柔らかすぎずちょうど良い感じ。
長時間座っていてお尻が痛くなることもない。

広さも十分で、一応170cmの男性があぐらをかくことも出来る。
自分は特に不便は感じないが、どうしても座面もメッシュで通気性が欲しい、という方は別モデルが選択肢になるかも。
背もたれ
背もたれはメッシュ素材でしっかりとしている。
思いっきり背中を預けてもしっかりと受け止めてくれる。

またランバーサポートがあるおかげで、もたれた時にも背中がしっかりS字を描いてくれるために腰が痛くなりにくい。
またランバーサポートを少し前に出しておけば、少し前傾姿勢で座っていても腰を支えてくれるのがありがたい。
今まで使っていたチェアは腰部分のサポートは無かったため、長時間もたれて座っていると姿勢が悪くなり腰が痛くなってきていた。
ただC5に変えてからは長時間もたれていた後の腰の痛みはほぼなく、かなり改善された。

今後はチェアにランバーサポートは必須ですわ…
アームレスト
アームレストを各々で調節できるのはかなり便利。
自分の姿勢に合わせて常に楽な位置に肘を置くことができるので、長時間座っていると肩や首の疲れが変わってくる。


僕はこんな感じで右のアームレストをデスクと同じ高さにしてマウスを使っています。右手が疲れにくくて良き。

ちなみにアームレストは硬めのソフトパッドになっている。
軽い
チェア自体の重量は約16kgと比較的軽めで移動もさせやすい。
高機能なチェアだと20kg以上あるものもあったりする。(その分キャスターも高機能なのだろうが)
とはいえ普段の使用時や部屋の掃除をしたい時なんかは軽い方が移動しやすいので、軽さは正義。
オットマンは必要なのか
最近のオフィスチェアは座面の下にオットマンが収納されているものが多い。
あると便利そうだし、かく言う自分も以前のチェアは座面下からオットマンを引き出せるものだ。
確かにこれがあると足を乗せられて便利なのだが、結局あまり使わなくなってしまった。

自分なりに考えてみて、使わなくなった理由は以下の通り。
- チェアからオットマンが生えていると、座面とオットマンが常に同じ位置にあるため、姿勢を変えにくい。
- 座面下からアームが伸びているので、足を下ろす時に場所を選ぶ。
- オットマンを出したままチェアを回転させるとデスク足やサイドの棚などにぶつける。
- そもそもデスクの前で寝ようと思わない。
これらの理由から、チェア自体にオットマンが付属するよりは、スツールなど好きな位置に置けるオットマンの方が僕には合っていると感じた。
ガッツリ休みたい時は僕はリビングのソファかお布団で横になったほうがいいと思うので、チェア自体にオットマンは必要ないなという結論に至った。

もちろんここは好みですが…
【イマイチな点】
流石に褒めちぎるだけなのもどうかと思うので粗探しもしてみたのだが、自分の使い方では特に文句のつけどころはなかった。
強いて言えば座面の調節機構がない、オットマンがついていない、くらいなのだが、これは完全に好みの話だと思うのであえて取り上げる点でもないかなと言った感じ。
逆にこの辺りの機能が必須な方はC7シリーズを選択されると良いだろう。

あったら便利だなという程度で、オフィスチェアとしては必要十分な機能を備えています。
【まとめ】

歳をとればやはり体のあちこちにガタは出てくるものだ。ずっと同じ姿勢で作業をしているとおかしくなってしまう。
自分もついぞ30代に突入し、明らかに首肩腰の調子はよろしくない。
今回初めてこういったエルゴノミックなデザインのチェアを使用したのだが、やはり体に細かく合わせて調節できる機構は大事だと感じた。
ただチェアというものは実際に座ってみないと、自分の体に合うかどうかはわからないので少し不安はあったが、その心配は無用であった。
というのも調整機構がしっかり備えられていることで、チェアを自分側に合わせていくことができるからだ。
また価格面も非常に優れており、他メーカーの大体同じような機能を備えているグレードのチェアと比較してみても、3万円台前半という価格はちょっと安いイメージ。それでいて質感も良い。

改めてにはなるが、
- 現在かなり安いチェアを使用しており腰が痛く、乗り換え先を探している
- チェアに10万円以上出す予算はないが、最低限体に優しいチェアが欲しい
- 予算3万円台
この辺りに当てはまれば、C5は有力な選択肢の1つになるかと思う。
もちろん他にも同価格帯で良いチェアはたくさんあると思うので、迷っている方がいればこの記事が参考になれば幸いだ。
C5が気になった方はぜひチェックしてみて欲しい。
それでは。


最後まで読んでいただきありがとうございました!