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完全に私事だが、第一子が誕生した。
Xでも簡単に報告したのだが、いろんな方からお祝いのリプライを頂いた。ありがとうございます。
デスク界隈はあったかいんだ

現在大体1ヶ月くらい。当たり前だが生まれる前と後では生活がガラリと変わった。
正直言って今後しばらくはガジェットを買い漁ってレビュー記事を書くなんぞ行為は金銭的にも時間的にもかなり厳しいものがある。

ただぁ!ガジェットのご提供はいつでもウェルカムですよ!!!
そこで今回は
- 産前に準備しておいてよかったこと、もの
- わざわざ急いで準備、購入しなくてもよかったもの
- ある程度金額がしてもしっかりしたものを購入した方が良いもの
- 逆に安い価格帯でも十分だったもの
などをまとめてみた。
妻の意見も参考にしてまとめているので、女性の方も参考になるかと思う。
ものによっては早めに準備しておいた方が良いことなどもあるので、第一子誕生を控えている方こそぜひ読んで参考にして欲しい。

今回は第一子であることに重きを置いています!二人目以降の方は勝手が分かってると思うので。
加えて、後半では第一子が誕生するにあたり、男側が押さえておいた方が良さそうなマインドなども自分なりにまとめてみた。
おそらくお子の成長に合わせて色々買い足して行くと思うので、その際は随時更新していきたい。
【Amazonプライム会員なら“らくベビ割引”を絶対に使え】

まず一番最初に、プライム会員なら出産予定日が分かった段階でまずはこちらかららくベビ割引を登録してほしい。
このらくベビ割引、何かと言うと↓
- 対象のベビー、マタニティ商品が10%オフ(プライム会員でなくても5%オフ)
- 対象期間は出産予定日の280日前から90日後まで
- 割引額の上限は10,000円(購入金額で言うと10万円)
- オムツなどの消耗品系は対象外だが、哺乳瓶やベビーベッド、チャイルドシートなど対象商品は様々
- 条件クリアでサンプルの詰め合わせがもらえたりする
こんな感じで、正直利用しない手はないのでいますぐ登録しておこう。
プライム会員登録がまだの方はこれを機にぜひ登録を。
問答無用でお得なんだ

【授乳クッション】
これは生まれた瞬間から使うので早めに準備しておいた方が良い。
結論から言うと、安い授乳クッションもたくさんあるが、
ケチらずにエルゴベビーの授乳クッションを購入して欲しい。
ちなみにこちらはらくベビ割引対象商品。
どこの通販サイトでも基本的に割引はなさそうなので、ぜひAmazonで購入して欲しい。

実は事前に別の安い授乳クッションを購入していたのだが、
「授乳をしているとずれてしまうのと柔らかすぎて使いにくい」
という妻からの要望があり、まだ入院中だったがレビューを見ても間違いないであろうコイツを急遽購入し病院まで持っていった。
中のクッションが高反発でかなりしっかりしており、赤ちゃんを乗せたくらいでは全然沈まない。
また体の後ろにベルトを通して固定できるため、赤ちゃんが動いてもクッションがずれないのが素晴らしいとのこと。
新生児のうちは少なくとも日に10回は授乳を行う。
この度に毎回やりにくいクッションで授乳するのは非常〜にストレス。
ここはぜひケチらぬことをお勧めする。
【円座クッション】
これも生まれる前に準備。
ただこれは使う期間はそこまで長くないので、安いもので十分。
我が家では西松屋でこちらを購入した。

要は産後すぐは股が痛くて椅子に座れないので、そこを避けるためのクッション。
ただ傷が治ってくると全く必要なくなるため、あえて高いものを購入する必要はない。

産後1ヶ月も経てば基本的には使わなくなると思います。
【チャイルドシート Aprica クルリラ ビッテ エックス プラス】

車を持っている場合はチャイルドシートは退院までに必要。
チャイルドシートは命に関わるものなので、ここはケチらずにある程度良いものを選択。
新生児から使えるモデルで、アカチャンホンポ限定モデルだった。(元々あるモデルにちょっと機能を追加したみたいな感じ)
今の所はまだ車移動が頻繁にあるわけではないので評価しきれない部分はあるが、新生児から適応なだけあってシートの厚みや堅牢性はしっかりとしており、守ってくれてる感は強い。
他のチャイルドシートがどうか分からないが、椅子を回転させた時に真横で軽く止まってくれるので、乗せ下ろしがしやすいのも良い。
一応身長105cmまでは使えるみたいなので、長く使っていこうと思う。
【ベビーベッド周り】
ベビーベッドも退院までには必要。
こちらのカトージのミニサイズのベビーベッドを購入。
折りたたみ式なので配送時もコンパクトでよかった。
ベビー用の布団にはミニサイズとレギュラーサイズがある。

正直レギュラーサイズは結構大きく、それなりの広さの家でないとかなり圧迫感が出ると思う。

そしてこれはあくまで布団のサイズなので、ベッド自体のサイズはこれにプラス5cmくらいはされます。
我が家ではベビーベッドをリビングと寝室で行き来させたかったのだが、レギュラーサイズはドアの幅や動線的に厳しかったためミニサイズを選択。
こちらのベッドは高さを3段階で調整可能。
ただ使っていて思ったのが、このベッドも含め、大体のベビーベッドの高さは60cm程度。
この高さでオムツ替えをしたり、抱っこしたり寝かせたりしてると腰に負担がかかる。
なので腰痛持ちの方などはハイタイプのベビーベッドを検討してもいいかも…?
【哺乳瓶系】
哺乳瓶も準備はしたものの、妻の母乳の出が十分で今のところあまり使用していない。
こればっかりは生まれてからじゃないと分からないので絶対に必要とも必要ないとも言えないので微妙なところ。
ただし赤ちゃんが薬を飲まなければならない場合などは哺乳瓶でないと飲めないし、
また乳首があればケイツーシロップを飲ませるのにも使えるので、とりあえず1セットあってもいいんじゃないかな思う。

うちの子はたまたますぐに数日薬を飲まなければならなかったので必要でした。
ちなみにこちらもらくベビ割引対象商品。
そして↓のものを使って哺乳瓶を洗っている。(これらもらくベビ割引対象)
また大事なのは消毒。
我が家ではピジョンのポチットを購入。
少し値は張るが、レンチンタイプやつけ置きタイプなどの手間を考え、金で時間を買うことを選んだ。
こちらも急いで購入する必要はなかったのだが…
実はピジョンさん、2025年6月頭に117品目の値上げを発表されており、このポチットも対象商品であった。
たまたま妻がこの情報を事前に掴んでおり、若干勇み足ではあったが購入した。
操作自体は非常に簡単。
洗った哺乳瓶や乳首を中に入れて、底の部分に水100mlを入れる。
それで電源ボタンとコースボタンをポチッと押すだけ。
これで蒸気による消毒、乾燥までを全て勝手にやってくれるのでとっても楽ちん。

これはもう、哺乳瓶界のドラム式洗濯機や〜!
……

現在哺乳瓶をそこまで使っていないのでフル稼働はしていないが、
哺乳瓶だけでなく口に入るものなど他にも消毒できるものはあると思うので、せっかく買ったからには今後も使い倒していく予定である。
【ワゴン】
こちらはオムツや着替え、タオルケットなど、赤ちゃんのお世話に必要なものを全てまとめるために購入。
前述の通りベッドを移動させて使用しているため、お世話グッズもまとめて移動しておけるようにした方が便利である。
我が家ではみんな大好きIKEAのド定番ワゴン、ロースコグワゴンを購入。


このワゴン、4月に4,299円から3,499円に値下げしてるんですよね。意味わからん。
この手のワゴンはニトリなど色々なとこから発売されているので、使いやすければなんでもいいと思う。

最上段にニトリの蓋付き整理バスケットを入れて、ここにオムツ系を収納している。
このバスケットは高さもあるので収納力抜群。

側面にもたくさんポケットがあり、細々したものを入れることもできて便利。
中断と下段には着替えやおくるみなどを収納している。
この手のワゴン収納は育児系インスタグラマーが死ぬほど紹介しているのでそちらを参考にしても良いだろう。

何かあったらとりあえずこのワゴンを持ってくればいいようにしてあります。
【オムツ系】
ここからはオムツ系を。
オムツ
これは完全に好みや個人差もあるが、今のところはこちらのムーニー(低刺激タイプ)を使っている。

オムツって何使えばいいか悩みますよね…
現在ムーニーナチュラルという商品名に移行しているみたい。
このオムツが個人的に気に入っている理由は↓の3点。
- おしっこサインが大きく、暗いところでも分かりやすい
- お尻ガイドがあり、位置を合わせやすい
- 肌に優しい低刺激タイプ


新生児、乳児くらいの間は肌に優しいものを使ってあげようと思い、少し割高ではあるが低刺激タイプを選択。
お尻ガイドは慣れてきたらいらないかもしれないが、最初のうちはかなり助けられた。
おしっこサインに関しては、基本的にどのオムツにもついている。
が、中央に細いラインが1本だけといったものが多く、これがぱっと見でわかりにくいのだ。

特に夜部屋を暗くしている時とか、服の隙間からサッと確認したい時とか見にくかったんですよね。
ムーニーのおしっこサインはかなり広く面積が取られており、どのような状況でも非常に分かりやすい。
妻もこの仕様を気に入り、ムーニーを使っている。
ただ高いので、今後は通常のムーニーに移行していく予定である。
パン袋
サイズは何でも良いと思うがあるとおすすめ。
このパン袋は匂いが極力漏れない作りになっており、使用済みのオムツを入れておくのに使える。
さすがにそのままゴミ箱に捨てると匂ってしまうし、オムツ用ゴミ箱をわざわざ用意するのも場所を取る。
この1斤用サイズだと大体オムツ6,7個を入れて上を縛れるくらい。
これに入れてゴミ袋にまとめているが、今のところ匂いが気になったりはしていない。(離乳食とか始まるとまた変わるかな…?)

特に夏はあったほうがいいですよ!
オムツ替えシート
これは出先でオムツ交換する時に使うために購入。
基本的に1ヶ月経つまでは外出はしないので、急いで買う必要はなかったかなと思う。

おむつ交換台も汚れているかもしれませんからね。
ただ外出するようになるとかなり使うようになるとは思う。
【お風呂、洗濯系】
ボディソープ
沐浴時のボディソープはこちらのカウブランドのものを使用。
カウブランドなら安心なんだ。
特に問題なく使えている。
保湿用ミルク
赤ちゃんは皮膚が薄いので沐浴後の保湿はマジで大事。
ボディソープと同じくカウブランドのものを使用。
惜しみなく塗ってヌラヌラにしてあげよう。
洗濯用洗剤
赤ちゃん用の服などは事前に洗濯(水通し)をしておかないといけないので、洗剤は早めに準備しておこう。
この洗剤が割とどこでも売っていてメジャーそうだったのでこちらを使用している。
リッチェル おふろマット
これ、購入したのは↓の寝かせられるモデルなのだが、人気があるのか記事を書いている現在Amazonはおろか公式サイトでも売り切れている状況。
生産終了したわけではないので、そのうち在庫復活するとは思うが。
ただ西松屋やアカチャンホンポの店頭では普通に売っているのを見かけるので、ネットで在庫がなければ実際の店舗で探すのも良いかも。

新生児のうちは洗面所にお湯を張って沐浴をしていて、その時は着替えの場として使用していた。
現在はお風呂場で洗っているのだが、床に置くわけにはいかないのでこれが大活躍。
少しお湯を張る事ができるので、お子が冷える事なくこの上で体を洗う事ができる。

若干場所はとりますが、発泡スチロール製で軽くて通気性も良く取り回しも良いです。
折りたためる 3Way 寝っころマット
これはアカチャンホンポで見つけて購入したもので、これがなかなか便利。

1,000円くらいだったが非常に活躍している。
↑のリッチェルのおふろマットを風呂場で使うようにり、着替えの場がなくなってしまったのでそれ用に。
広げると60cm×42.5cmで赤ちゃんを寝かすのにちょうど良い大きさ。
また厚みが1.2cmとしっかりしておりその点も安心。

名前の通り折り畳む事ができ、コンパクトになるので場所も取らない。
外出先などでも使いやすそう。

これ安い割にかなり便利なのでお勧めです!
商品リンクはこちらからどうぞ。
【ベビーカー系】
1ヶ月が経ったら外出する機会も増えるので、やはり必要なのはベビーカー。
職場のママさんなどにも聞いて考えてみたのだが、ベビーカーはメインの移動手段が何であるかによって適するものがかなり変わってくると感じた。
ベビーカーはいくつか種類があり、簡単にまとめると
- 1ヶ月から使えるA型(ゴツい)
- 7ヶ月から使えるB型(軽量でコンパクト)
- 両方いけるAB型(A型寄りの特徴)
要は月齢に応じて買い換えるか1台で済ませるか…みたいな話になるわけだ。
我が家の場合だと想定された使用シーンはこんな感じ↓
- 毎日の散歩は徒歩のみ
- 基本的にバスや電車は使わない
- 病院やショッピングセンターなどに出かける時のみ車で移動
まぁ調べれば色々出てくるが、我が家の結論としては
「A型をレンタルし、B型は購入する」
に落ち着いた。
ベビーカー本体
A型ベビーカーをナイスベビーにてレンタル。
レンタルしたのはCombiのメチャカルハンディというこちらのモデル。


ナイスベビーだとこのモデルは今在庫切れになってしまってます…
人気なんだ

メチャカルという名前の通り、本体の重さが4.7kgとA型にしては軽いみたい。
なんとか車に積むこともできるし、半年で15,000円程度のレンタル料なのでお財布にも優しい。
POLED エアラブ4
歴史的な猛暑が続いている。
35℃越えが当たり前となってしまったこの日本、ベビーカーにそのまま赤ちゃんを乗せていたら茹で上がってしまう。
そこで購入したのがエアラブ4。

中にファンが仕込まれており、ベビーカーやチャイルドシートなどに敷いて使うことで背中が蒸れず涼しさをキープできる優れもの。
今だと公式サイトでセールをしており割とお得に購入できそう。
ちなみに最新モデルはエアラブ4+で、4は前モデル。
保冷剤ポケットの有無や若干サイズが違うくらいの差で機能的に大きな違いはなさそうだったので安い方の4を購入。
Amazonの方が安く買えるタイミングもありそうなので購入の際は比較してみると良いかも。

バッテリーとのセットが安くなってたりもします!

装着するとこんな感じ。折り畳みなども特に問題ない。
1時間以内くらいの短時間ではあるが、実際に真夏日にお散歩をした後の帰宅時でも、背中はひんやりとしていて火照っている感じも全くなかったので効果はてきめんである。
赤ちゃんは日光を浴びる必要があるが、熱中症になってしまってはシャレにならないので、こちらは個人的には絶対あった方が良いと思う。

暑い外でも気持ちよさそうに寝てたのでかなり効果があると思います!
追記:いくら車内のエアコンを効かせても背中がアッツアツになってしまうので、車用にもう一つ購入した。
ライフオンプロダクツ ミニクリップファン

エアラブで背中はカバーされるが、顔側は暑いまま。
基本的に外を歩くときはベビーカーの日除けを閉めるので中で空気がこもってしまう…
そこでサーキュレーター的な役割をと思い、ライフオンプロダクツのクリップファンをヨドバシで購入。
店舗でデモ機を確認し、手のひらサイズでコンパクトながらも風量が十分だった。
その分充電の持ちは3〜5時間とそこまで長くないかもだが、そんなに長時間炎天下を歩くことはないので十分。
【妻の生命保険】
ちょっと話は変わるが、これは絶対に入っておいてほしい。(もしくは入っているなら内容を改めて確認)
実はうちの妻、2年前くらい前まで生命保険に入っていなかった。
「30超えたら何があるか分からないから入っておけ」と僕が口を酸っぱくして言っており、
月3,000円程度のものではあるが、渋々加入してもらっていた。
今回出産にあたり、分娩自体大きな問題はなかった。
…のだが、産後2,3日後に妻の血中から溶連菌が検出され、緊急で1日だけICUに入院となってしまった。

当時は焦りましたが、無事に退院し今は全く問題ありません。
普通分娩だと産後5日で退院予定だったのだが、結果として10日ほど入院となってしまった。
そんなこともあったため、出産にあたりトータルで約75万円程度かかった。(個室だったりもある)
出産育児一時金の50万円は病院への直接支払に充てていたため、退院時の請求額は25万円ほど。
ただ幸か不幸か(?)ICUへの入院があったことで生命保険がおり、15万円の給付を得られた。
生命保険に入っておいてよかったね

お産は何があるか本当に分からない。
今回はややイレギュラーなケースかもしれないが、例えば急な帝王切開になることだって十分あり得る。
帝王切開自体は健康保険適応のため3割負担となるが、それでも負担金はそれなりに出てしまうはず。
民間の保険でも帝王切開を給付対象としているものもあるみたいなので、心配であればそういった保険を検討しておくのも良いだろう。

妊娠週数によっては給付対象から外れてしまうこともあるみたいなので、なるはやでチェックしておきましょう!
くまとの約束だぞ

妊婦さん専用の医療保険相談サイトなんかもあるので、心配な方はぜひ相談してみてほしい↓
\ 無料相談受付中 /
【父になれるか、それが問題】
ここからは個人的に今回の出産を通して感じたことや思ったことを書き連ねていく。
どちらかというと男目線の話。

何か強烈なメッセージや結論があるわけでは無いので、興味なければ飛ばしてください笑
出産には絶対に立ち会え
正直予定日ピッタリに生まれることなどあり得ないので、休みを合わせるのも難しいのでなんとも言えないが…
自分は職場から与えられた数日の特別休暇と、次で書く産後パパ育休で予定日周辺でしっかり休みを取っていたので全て立ち会う事ができた。
もちろん血がどうしてもダメな方もいると思うのでそこは無理をする必要はないと思うが、可能な限り妻のそばにはいてあげるべきだ。
お産が進む段階で、陣痛がきているタイミングではいきめるようにお尻を思いっきり押してあげる必要がある。
助産師さんも手伝ってはくれるが、ここはやはり夫の出番であると思う。
経験された方ならわかると思うが、マジで軽トラ押してんじゃないかくらいの力で押す必要がある。

それでも「もっと押して!!!!」って言われますからね笑
正直押しすぎて後半が手首が痺れてほぼ感覚が無くなり、数日は腕が筋肉痛だった。
それでもやはり生まれてきた瞬間の感動というか衝撃というか、言葉ではできない感情が溢れるのを感じたのを覚えている。
「本当にお腹の中にいたんだ!」と思ったし、流石にちょっと泣いた。
正直この瞬間に立ち会っているかいないかでは、妻への感謝というか態度に割と変化は出てしまうんじゃないかと思う。(逆も然り)
「どうしても仕事が〜」と言ってしまえばそれまでかもしれないが、子供が生まれる瞬間より大切な仕事なんぞあるわけがないと思う。
というわけで周りからどう言われようと出産には立ち会うべきだと思った次第である。
最低限“産後パパ育休”は絶対に取れ
通常の育休はお子が1歳になるまで〜といったものだったが(今もある)、
2022年10月に、出生児育児休業(産後パパ育休)というものが新しく作られた。
要は国からの「男どもは出産直後だけでもいいからもっと育休を取れ」というメッセージである。
また2025年4月の改正により、この産後パパ育休中の給付金の割合も引き上げられた。
もう少しお金もあげるから育休取れよという国からのアツいメッセージなんだ

このサイトの説明が割と分かりやすかったので、ぜひ読んでほしい。
僕も休めるなら可能な限り休みたいが、
職業柄1年休むのは難しいのと、やはり収入的に厳しい部分もあるので、今回は産後パパ育休を取得。
分割して取れたりもするみたいだが、最初の1ヶ月は母体の回復にとって大事な大事な時期なので、出産後から連続した4週間とした。
産後の体は交通事故にあったのと同じだからね

結論から言えば、この育休は絶対に必要であったと言える。
正直急に赤ちゃんと2人で暮らせと言われても無理だ。
何かあれば泣くし、2,3時間おきに授乳は必要だし、オムツ交換も頻繁に必要。目が離せない。しかも母体だって全快ではない。
家の掃除や洗濯、料理などやっている暇は無いと言っていい。
それをやるのが父である。むしろそれ以外に何があるというのか。
母乳を出す以外のことはやらなければならないのである。義務教育で教えるべきだ。
なので1年休めればベストだとは思うが、最低限、絶対に、何が何でも、産後パパ育休だけは取るべきである。
ただし男は家事をするのにはまるで向いていない
母乳を出す以外の家事は男がやるべきである。
ただし、男は家事をするのにまるで向いていない生き物である。
どう足掻いても家事の効率で女性を上回ることは不可能なのである。

話を聞かない男、地図が読めない女

この本は絶対読んでおいてください、仕事や人間関係でも使えるので!
家事というものは、ひとつひとつの作業は単純だが、複数のことを並列して行わなければならない。
この複数のことを並列して行うということが、男が苦手としている行為なのである。(もちろん慣れや個人差はあるが)
僕もこの育休中家事を行う中で、自分の男脳であることの無能さに嫌というほど気付かされた。
気をつけているつもりでも、色々なことを同時にやっていると何かひとつ忘れてそのままになってしまったりするのだ。
これ男性だったら似たような経験ないかな…?

ただそれを言い訳にミスを正当化するのではなく、苦手なら苦手なりに対策を講じるべきだ。
なので僕はやらなければならないことが発生した瞬間スマホのメモに書き込むことを癖づけた。
醤油のストックが切れたとか、卵が無くなったとか、キャベツが無くなったとか、どうせ忘れてしまうので、即メモしておく。
メモしてしまえばそもそも覚えておく必要がなくなるので、余計なことに貴重な脳のリソースを割かずに済む。
他にも例えば期日までにやらなければならないことができた場合は、リマインダーに登録してスマホのロック画面に常時表示されるようにしている。

何でもかんでもメモするようになって細かい忘れ物は減りました!
なので「男は家事をするのに向いていない」という前提の上で家事は行うようにした方が良いだろう。
女は10ヶ月前から母になっている
女性はお腹の中に子どもが宿った瞬間から「母」になっている。
もっとも、しっかりと自覚をするのは胎動を感じる様になってきたりしてからかもしれないが。
10ヶ月の間に体やホルモンバランスは目まぐるしく変化し、母になる準備が着々と進む。
ただし男はどうだろう。何も変わらない。体もホルモンバランスも。
では男はいつ「父」になれるのだろうか。
赤ちゃんを見た瞬間かもしれないし、もしかしたらもっと後かもしれない。なれない人もいるかもしれない。
親になるということは絶対に子供中心の生活へと変化する。
そこにどうしても折り合いがつかない悲しい男がいるのもまた事実である。
女性はホルモンレベルで母へと変化するが、男は何も変わらない。
つまり男は自分で意識をして父にならなければならないのである。
その10ヶ月の差をいかに埋められるか…
女性と違って本能的に父になれない以上、頭を使って理性を働かせて父になる必要があるのではないだろうか。

今後の良好な夫婦関係にもろに影響すると思いますね!
お互い歩み寄り、子育てという迷路を進む
何が言いたいかよく分からなくなってはきたが、この辺で終わりにしたい。
父になる自覚を持って〜という話はしたものの、それだけで上手くいくほど簡単ではない。
もちろんミスや間違いは犯すし、それは女性だって同じだ。
その度にお互い責め立てるような言い方をしてしまえば絶対にいい方向にいくことはないだろう。
男は理論優先で答えを出したがり、女性は感情優先で共感を求める生き物だ。
人間はホルモンの奴隷である。
「何で夫(妻)はこんなことを言うんだ!」と思うこともあるかもしれないが、お互い全く別のホルモンによって制御されているのだから、そう思う事があるのは当然なのだ。
相手は別の生き物だ、くらいの前提で話を聞くことでお互いに歩み寄る事ができるのではないかと思う。
まだお子は1ヶ月なので偉そうなことを言う資格は全くないと思うが、そんなことを考えながら、正解のない子育てという迷路を進んでいけたらと思っている。
なんか色々語ってんな


終わりです!