※本投稿はプロモーションを含みます
今回は、Pixio様より、2025年2月に新発売したばかりの27インチのゲーミングモニター、PX275Waveをご提供いただいたので、紹介していく。

Pixio様、ありがとうございます!
正直たくさんのモニターに触れてきているわけではないので、ライトユーザー目線の見解にはなってしまうが、似たスペックのPX278Waveとの比較もしているので、迷っている方がいれば参考にしていただければ幸いである。
1週間ほどゲームや普段使いをしてみて感じたところやオススメポイントを最初にまとめるとこんな感じ。
- 27インチのサイズ、WQHDの解像度、最大100Hzのリフレッシュレート、3万円台前半は非常に「ちょうど良い」
- 現在Pixioさんが販売している27インチモニターの中で最安
- 高fpsが必要なければメインモニターで全然OK
- ブルーやピンクのカラーもあり、各色のデスク環境を作りたい方にオススメ
- 端子の数だけ少し注意
ちなみにPixioさんのモニターは2年の保証が付いており、公式サイトで購入すると+1年され、3年の保証となる。
それではまずはスペックからみていこう。
【スペック】
公式に掲載されている数値的なスペックは以下の通り。
- 画面サイズ:27 inch
- スタンド有り寸法:(WxHxD)614.8 × 461.7 × 210.9mm
- 配送重量:5.9 kg
- 本体重量:4.4 kg
- リフレッシュレート:100Hz
- 応答速度:1ms (MPRT)
- Panel Type:IPS(非光沢)
- 解像度:2560x1440p
- コントラスト比:1,000:1
- 色域:118.72% sRGB
- 輝度:350 nits (Max)
- HDR:〇
- Adaptive Sync:〇
- スタンド機能:Tilt(傾斜)5°、後 15°
- VESA:75mmx75mm (付属のVESA規格変換アダプター使用で100x100mm可)
- スピーカー:3Wx2
色はホワイト、ブラック、ブルー、ピンクの4種類。
お値段は税込34,980円。
セール時の価格で31,000円台くらいになっている時もある。安い、安〜い!

セールはAmazonや楽天、公式サイトでもちょこちょこやっているので要チェックです!

【付属品】


付属品は以下の通り。
- モニター本体
- スタンド
- VESA規格変換アダプター(100mm×100mm)
- 電源アダプター
- Display Port1.4ケーブル
- アダプター固定用のねじ、ドライバー
スタンドは普通に使う分にはそこまで問題ないかもだが、高さ調整などはできないので人によっては調整幅が少ないと感じるかも。
元々PX278はモニターアームを使用して設置していたので、今回のPX275も同じPixioさんのPS2Sを買い足して設置した。
【端子】
映像入力端子はDisplay Port1.4とHDMI2.0の端子が1つずつ。いずれも100Hzに対応している。
あとはtype-A端子が1つと、音声入力用にイヤホンジャックが1つ。

【OSD設定】
モニター下部のボタンでOSD設定(オンスクリーンディスプレイ)が可能。
設定できる項目はざっとこんな感じ。



ただHDRをONにするとディスプレイとColor部分の設定はほぼ変更できなくなる。
【PX278 Waveとの比較】
Pixioさんにはもう一つ27インチでWQHDのモニターがある。PX278Waveだ。

このPX278Waveのお値段は39,980円。大体5,000円くらいの差がある。
27インチモニターを検討していてPX275とPX278で迷っている方もいると思うので、簡単に比較していきたい。
自分は元々このPX278を使用していたので、実際の使用感も含めて比較していく。

現在この2台を並べて使用しています。
正直見た目はほぼ同じなのだが、スペック的に微妙に異なる部分がある。
カラー展開
PX275はブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4種類だが、PX278はこの他にグリーン、パープル、ベージュの計7色展開となっている。
Pixioさんのカラー展開の多さには恐れ入る。ここまで多くのカラーのモニターを販売しているメーカーは無い。
リフレッシュレート
リフレッシュレートはPX278が180HzでPX275は100Hz。

リフレッシュレートはモニターが1秒間に最大何回映像を更新できるか、という数値ですね。
ここはどんなゲームをよくプレイするかで選び方が変わってくる部分。
例えば対戦ゲームなどをよくプレイし、なるべく滑らかな映像(高fps)でプレイしたい場合であればPX278の方が良いだろう。
反対にグラフィック系のゲームをよくプレイするのであれば、正直60Hzあれば十分だったりするので、PX275でも十分だ。
色域
もう一つ異なるのが色域。PX278は135.76%sRGBで、PX275は118.72%sRGBのカバー率。

色域は簡単に言えばどれくらいの種類、範囲の色の表示できるか、という目安です。
どちらも100%を超えてはいるが、これは全ての色を描画できる、という意味ではない。
sRGBというのはあくまで色域を表す規格の1つであり、そもそもsRGB自体が全ての色をカバーしているわけではない。

他の規格の話をここでしてもしょうがないので割愛するが、少なくともsRGBの範囲よりも少し広い範囲の色域を両モニターはカバーしている。
PX278の方が少し広いカバー率なのでこちらの方が表示できる色は少し多いということになる。
ただそのカバー率の差を肉眼で判別できるかと言われれば多分無理だろう。
数字上では15%程度の差はあるが、例えばそれで「PX278の方が色が多くて綺麗!」とはならないんだ。
正直普通にゲームをプレイする分にはどちらも十分な色域である。
ちなみにこの辺りのモニターに関する用語は、PixioさんのHPのブログにまとめられているので、是非読んでみてほしい。

僕もいくつか読ませてもらって勉強になりました。
映像入力端子
繋ぐ機器の数によっては少し注意が必要かもしれない。

PX278はHDMI2.0が2ポートとDisplay Port1.4が1ポートに対し、PX275は両者とも1ポートずつ。
繋ぐ機器がゲーミングPC1台のみ、とかであれば困ることはないが、例えばPCとSwitch、PS5等、3台以上の機器を繋ぎたい、となってくるとPX275では端子が足りなくなってしまう。
その場合はHDMI分配器などを使って繋ぐか、都度端子を繋ぎ直すみたいな使い方になる。

僕はMac mini M4、GEEKOM A6のミニPC2台をそれぞれ2台のモニターに、PS5をPX278に繋いでいます。
ただしミニPCにDP端子はないので、UGREENのType-C→DP(1.4)のケーブルを使って接続している。
モニターに付属している映像入力用のケーブルははDP(1.4)ケーブルのみなので、購入の際は繋ぎたい機器に応じて別途HDMIケーブルなども用意する必要がある。
ちなみにPixioさんではそれぞれのカラーに応じたHDMIケーブルも販売しているので、合わせて購入するのがオススメ。僕はPS5に1本使っている。
実際に使用して
では実際に使用しての比較を簡単にしていきたい。
と、その前にモニター側の設定だが、僕は基本的にHDRをONにして使用している。


先程少し触れたが、HDRをオフにするとモニターのOSD設定から明るさや彩度などいろいろな項目をいじることができる。
ただHDR ONの方が発色が綺麗なので僕は基本HDR ONで使用している。
PCでの使用
まずはPCに接続しての使用だが、正直PCの普段使いであれば100Hzは十分すぎるリフレッシュレートなので、普段の使用にあたってはPX275が劣るとかそういったことは全くない。
とは言え両モニターのリフレッシュレートを最大にすると気持ちPX278の方がヌルヌル動いてる感覚はある。
ただこれで作業効率が上がるかと言われると別に変わらない(むしろ解像度の方が大事)のでリフレッシュレートはあまり気にしなくても良いかな、と思った。
また同じ映像を出力した時、PX275の方が少しだけ濃いめな発色をしているように見える。(伝わるかな…?)


PC側の設定は同じにして、モニター自体の設定も同じにしている。
ただし色の出方に差があるというだけで、どちらも映像自体は綺麗。

PX275の方が少しコントラストがはっきりしているような感じがします。PX275の方が個人的に好みかも…?
PS5での使用
僕はゲームはPS5メインでプレイしている。
プレイすることが多い原神で比較してみる。ちなみにどちらもHDR ONでプレイ。


PS5版でもPC版でも原神のリフレッシュレートは最大60Hzなので、画面の滑らかさという点では特に変わらない。
ただ前述の通り、こちらもPX275の方が少しコントラストがはっきりしたような発色になっている。

これは僕の感覚ですが、なんとなくPX275の色味の方が目が疲れにくい感じがしました。
動きの滑らかさを比較するなら120fpsに対応したゲームが良さそうだが、現状PS5で120fpsに対応しているゲームは結構限られており、実は50タイトル程度しかない。
対戦系だとFortniteやCall of Duty、オーバーウォッチ2など。
ソロプレイ系のゲームだとバイオハザードシリーズやホグワーツレガシー、Last of Usあたりが有名どころだろうか。
以上のような対戦ゲームでなるべく高fpsでプレイしたい、もしくは自分の遊びたいゲームが120fpsに対応している、などの理由があればPX278を選ぶメリットはあるだろう。
逆に対戦ゲームはあまりやらない、プレイするゲームが60Hzまでしか対応していないのであれば、PX275で全く問題はない。

ぶっちゃけ原神とか一般的なグラフィック系のゲームは60Hzあれば何も困らないです。
比較してみて
PX278とPX275で迷っている方がいれば、以上の内容も含めてまとめてみるとこんな感じだろうか。
個人的には安く買えるPX275の方が圧倒的にコスパが良いかなと思った。100Hzあれば十分だし、端子の数も工夫次第でなんとでもなる。
正直PX275の方が一般受けするスペックだと思うし、実際全く問題ないと思う。
僕がデスク環境を作った時にはこのモデルはなかったが、当時もしPX275があったら値段も安いし、こちらを買っていたに違いない。
【まとめ】


Pixioさんのモニターはやはりカラー展開とデザインの良さが強み。そこが気に入れば正直「買い」である。
ブルーやピンク環境の方にも非常に人気だし、グリーンやパープル、ベージュなんかはPixioさん一択な状況だ。
ただもちろんそれだけではなく、ゲーミング用のスペックもしっかりと兼ね備え両立している。
PX275Waveは27インチWQHDという最近流行りのサイズと解像度で100Hzのリフレッシュレート、1msの応答速度など、高すぎず低すぎずなちょうど良いスペックで3万円台前半というちょうど良いお値段。全てがちょうど良いモニターである。
もちろん同じようなスペックで安いモニターも探せばあるが、よくわからんメーカーだったりもする。
やはりモニターともなればデスクの要になるアイテムなので、妥協せずしっかりとしたメーカーの中から選ぶのが良いだろう。
というわけで繰り返しにはなるが、PX275Waveは↓
- 27インチのサイズ、WQHDの解像度、最大100Hzのリフレッシュレート、3万円台前半は非常に「ちょうど良い」
- 現在Pixioさんが販売している27インチモニターの中で最安
- 高fpsが必要なければメインモニターで全然OK
- ブルーやピンクのカラーもあり、各色のデスク環境を作りたい方にオススメ
- 端子の数だけ少し注意
個人的にはこのような形で、非常にコスパの良いモニターだと感じた。
モニターも今や戦国時代でどれを選んで良いかわからない方も多いのではないだろうか。
僕も最初のモニターを選ぶときは色々迷ったが、結果としてPixioさんのモニターを選んで良かったと思っている。
今回はモニターをご提供いただきデュアルモニター完全体になったことで、ブログの作業効率もデスクの映え度もぶち上がりである。
27インチモニターを迷われている方がいたらぜひPX275Waveをチェックしてみて欲しい。

最後まで読んでいただきありがとうございました!